神戸市の相談支援事業

相談支援事業所としての役割りを簡単に解説すると、障害を持った方の困ったことや悩みを一緒に考えて解決方法を考えることです。
でも具体的に悩みといってもたくさんありますよね。
実際にどんなことが可能なのでしょうか。
具体的には2つの役割りがあると言われています。

2つの役割り

一つ目の役割りとして重要なのが、サービス等計画書の作成です。
これは現在抱えている問題を具体的に書面化し、解決策を考えたら目標を決め、その目標にそったサービスを受けられるように計画書を作成します。
そうすることで、その方が抱えている悩みを関係する各施設やサービスを担当するものが、同じ目標に添ってサービスを受けられるようにしていくことができるというものです。

次に地域や施設などの連携と協力を促すことです。
地域で暮らすとなると、その地域の協力は不可欠です。
ボランティア団体なども利用できるのであれば協力を促し、人材センターなどでできる仕事や各種サービスを受けながらできることを模索し、連携できるよう調整していく役割りがあります。

神戸市での活動

神戸市の相談支援事業所でも大まかな内容に大きな変化はありません。
相談支援を受けた事業所は、各種サービス利用の手続きに市役所などを利用することや、対象者が児童であれば状態に応じて一般の保育園や幼稚園が利用できないか模索したり、児童発達支援事業書の利用になるのかを考えます。
医療機関や医療センターへの手続きも忘れてはなりません。
そういった場所への手続きをし、可能なら状態に応じて計画書の見直しもしていかなければなりません。

また、自宅で暮らす場合においては居宅系の福祉サービスも受けられるように手続きが必要です。
必要とあれば外出支援も必要でしょう。
様々なサービスを受けられるように神戸市においても、相談支援事業所は大きな役割りがあると言えるのです。