近年、物価高や増税により結婚や出産をする若者世代が少なくなっているというニュースが報じられています。
この状況を鑑みて、自治体では保育料無償化を掲げている自治体が多くあります。
佐賀市も保育料無償化を掲げている自治体の一つです。
今回は、「佐賀市の保育所の料金は無料なのか?」という疑問にお答えするために、佐賀市の保育料無償化制度について詳しく調査してみました。
佐賀市の保育料無償化制度
佐賀市では令和元年より保育料無償化事業を行っています。
これは、保護者が保育所に通う子供への保育料を一定の条件下で免除する取り組みです。
市の取り組みによって、一定の世帯収入以下や特定の条件を満たす家庭に対して、保育料が無償化される場合があります。
保育園の平均費用は子どもの人数や世帯年収によって変動しますが、子ども1人当たりの全体の平均額は月額2万円程度とされています。
この料金が無償になるというのは非常にありがたいことだと思います。
保育所無償化の条件やポイント
保育料無償化の条件とポイントについてご紹介します。
0歳~2歳児、3歳~5歳児の区分に分けられており、そこからさらに課税世帯と非課税世帯によって保育料の負担率が異なります。
また、幼稚園・認可保育園・認可外保育園などの施設によっても条件が変わるため注意が必要です。
0~2歳児の場合は課税世帯は制度の対象外になりますが、3歳~5歳児ではほとんどの施設では制度対象となっています。
詳しくは佐賀市ホームページをご確認ください。
保育料無償化の注意点
最後に、保育料無償化の注意点をご紹介します。
制度として、実費徴収の費用(通園送迎費、食材料費、行事費など)については、これまで通り保護者の負担が必要です。
ただし、第3子以降の子どもと、年収360万円未満相当世帯の子どもは、副食費が免除されるため、自身の世帯年収をしっかりと把握しましょう。
また、新制度未移行幼稚園も未だ存在しているため、通う予定の保育所が対象の施設であるか確認する必要があります。
不明点があれば佐賀市役所に相談することをおすすめします。