福岡市は九州最大の政令指定都市で、日本の主要都市のひとつでもあります。そのため、多くの人々や経済活動が行われており、建物や土地の登記なども盛んに行われています。そんな土地の取り扱いで活躍しているのが土地家屋調査士の在籍している土地家屋調査士事務所です。今回は福岡市にある土地家屋調査士について解説しましょう。
福岡市の土地家屋調査士事務所の紹介
福岡市には多くの土地家屋調査士事務所があります。これらの事務所では土地建物の登記に関する手続きをしています。ただし、福岡市では測量士との協業も多いことから、事務所内に測量士を迎え入れて内製化しているところも少なくありません。また、土地家屋調査士が測量士の免許を持っていて、いわゆるダブルライセンスで仕事をしているところもあります。また、土地家屋調査士の多くは福岡県土地家屋調査士会に入会して、業界団体の一員として活動しているケースがほとんどです。このように土地家屋調査士の業務をベースに測量士の業務も行い、土地の調査や測量、登記の変更、新築、増築、滅失の登記といった手続きをしています。
土地家屋調査士の仕事内容は？
土地家屋調査士の仕事内容は法務局の登記情報へ正確に反映させるための各種手続きを行うことです。表題登記と呼ばれる新規で土地を登録する登記手続きや筆界特定（ひっかいとくてい）と呼ばれる現地における土地の筆界の位置を特定する手続きなどを行います。なお、筆界とは登記簿から察する土地の境界線の位置を確認することです。つまり土地に関する様々な手続きを行うスペシャリストとして日々活動している専門家が土地家屋調査士といえるでしょう。
土地家屋調査士事務所にいる専門家たち
土地家屋調査士事務所には、先ほど紹介した測量士以外にも専門家がいる場合があります。宅地建物取引士がその一つです。不動産取引が認められている国家資格であり、土地を扱う土地家屋調査士と共に円滑な不動産の取引や扱いを行えます。また、同じ事務所にはいないものの司法書士と協業することで土地の相続などもスムーズに行っている事務所も少なくありません。