鴻巣市の保育園で行っている「保育ステーション事業」とは?

埼玉県中央部に位置する鴻巣市。県内の中ではやや都心から離れていますが、交通の便が良く子育て世帯にも住みやすいまちです。共働き家庭も増え、保育園の需要も高まっています。
今回は、鴻巣市の保育園に入園するのに知っておきたい「保育ステーション事業」を紹介します。

保育園入園で悩みがち…保護者の勤務時間どうする?

保育園は、就労などがある保護者の代わりに保育を行う施設です。近年は働くママも増え、鴻巣市でも急速に保育体制の強化が進められてきました。
その中で、保育園入園の際に悩むのが保護者の勤務時間の調整です。両親ともに不規則勤務や出張などで保育時間内の送迎ができない場合、誰かに頼まざるを得なくなります。核家族の家庭が増加し、保護者だけで対応するとなるとさらに大変ですよね。そんなときに活用してほしいのが、保育ステーションなのです。

鴻巣市が行う保育ステーション事業とは?

「保育ステーション事業」とは、鴻巣駅前に設置した保育ステーションで子どもの預かりや引き渡しを行う取り組みです。各保育園には専用バスで送迎をするため、保護者が保育園を経由する必要がありません。駅から近く7時〜19時半まで開所しているので、早朝または夜遅くなるなど保育園間の送迎が困難なときにとても便利です。働き方に応じて、利用単位(日額・月額)や送迎方法(片方のみなど)も自由に選べますよ。
注意したいのは、送迎バスのコースや定員の関係で事業の対象となる保育園が決まっていることです。また利用にも条件があるため、担当課に確認したうえで申請してくださいね。

保護者のニーズに合わせて保育園のあり方が変わっている

「保育園に入園したいけれど、両親で勤務時間の調整をするのが大変…」。保育ステーション事業は、そんな保護者に寄り添ったサービスとして重宝されています。
今回は鴻巣市の例を紹介しましたが、全国でも保育ステーションの設置が広がっているようです。これから保育園の利用を検討している人は、選択肢のひとつとして参考にしてくださいね。