働きやすい運送会社って?

運送会社はブラック

「運送の仕事」と聞くと、思い浮かぶのはブラックな環境でしょう。転職を考える際に、真っ先に選択肢から除外したい職種です。
1日42時間の労働も、珍しくはありません。「計算がオカシイ」と感じられるでしょうが、まごうことなく事実。ドライバーに、休みは許されていないのです。「頑張ればなんとかなる」という声もあるでしょうが、とんでもない話。頑張り過ぎて倒れてしまった方も、少なくありません。国側も対策を進めていますが、全く間に合っていないのが現状です。

大手運送会社Nの取り組み

そんな中で、働き方そのものを見直している民間企業は少なくありません。例えば大手運送会社N。賃金を根本的に見直し、福利厚生の適応を拡大。有期雇用社員に対しては、正社員登用や労働条件の見直しも進められました。
結果、まとまった休暇が取りやすくなり快適に。社員全体の給与も上昇し、業界内ではトップと言っても過言ではないほどです。

大手運送会社Yの取り組み

別会社Yも、ホワイト企業として知られています。元は郵送をメインにおこなっていた会社ですが、別業務として運送業も承っている会社です。会社の特長は、残業が比較的少ないこと。元が公務員体制だったこともあり、無理な労働環境に置かれることはないようです。
ただ、給与面で不満が爆発。部署によっては高く設定されているようですが、運送に限っては微々たるもの。生活ができないほど低いというわけではありませんが、手痛い部分ではあります。

女性ドライバーの存在

運送業を見極めるのに欠かせないのが、女性ドライバーの存在でしょう。女性の社会進出は、当たり前になりました。今まで「男の仕事」と呼ばれていた場に、女性がいらっしゃるのも珍しくはありません。
しかし運送に限って言えば、女性の姿は皆無に等しいもの。過酷過ぎる重労働も相まって、女性が働くのが難しいようです。ただ新木場にある運送会社では、女性スタッフも活躍中。女性が働いているということは、ある程度働きやすい環境が整っている証拠と言えるでしょう。