茨城で庭仕事をする前に知っておきたい!剪定バサミと木バサミの違い

茨城で庭木の剪定を行うには業者に依頼する方が多いですが、中には自分で行う方もいます。
そのため、道具となっているハサミを何本も持っている方も珍しくありません。
しかし、ハサミの特性を知らずに使ってしまっているケースも多々見られます。
有名なところでは木バサミと剪定バサミの使い分けができていないケースです。
そこで今回は両者の特徴を解説し、それぞれの使い分けについて解説しましょう。

茨城でも頻繁に使われる剪定バサミと木バサミの特徴

剪定バサミと木バサミは、共に茨城でも剪定で使用することができます。
ただ、それぞれの特徴は大きく異なります。

まず、剪定バサミは背丈の低い樹木や植物をカットするために利用するはさみです。
切れ味が鋭い事や片側だけに刃がついている独特の構造をしており、握り部分の内部にはバネやスプリングなどの構造が加えられています。
薄い上刃と厚い下の刃(刃はついていない)ことでカットするアンビルタイプや三日月形の受け刃を組み合わせたバイパスタイプ、てこの原理を生かしたラチェット機能がついているラチェットタイプがついているのが特徴です。

一方、木バサミは、クラシカルな形状をしたハサミで、グリップ(ハンドル部分)が大きく広がっており、わらび手と呼ばれる独特な形状をしています。
細かな箇所をきれいに切ることができるはさみです。

枝の太さで使い分ける!剪定バサミと木バサミ

共に剪定用のはさみですが、枝の太さによって両者を使い分けます。
その目安は1センチで、1センチ未満のものは木バサミを使った方が疲れにくく、使いやすいと言えます。
一方で、枝の太さが1センチを超えるような、やや太目な枝を切る場合は、剪定バサミの方が切る力が大きいため、おすすめです。

このように剪定をする枝の太さによって使い分け、細いものはなるべ、そうでないもののは剪定バサミを使うといった使い分けをするようにしましょう。